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1月末を目安に初期の治療を開始するのが効果的です。
花粉症の初期療法としては、飲み薬や点鼻薬などがあり、早期の治療で、花粉症の症状も軽く済むことが多いのです。
当院の電子内視鏡は極細のスコープを使用しておりますので、痛みはほとんどございません。検査時間も通常検査であれば、1分程度のものです。
一般的には透明でさらっとしたいわゆる「水っぱな」はアレルギー性鼻炎の場合が多く、黄色や緑色ににごった鼻汁が出る場合は風邪の症状であることがほとんどです。
アレルギー性鼻炎はある日突然発症することもあり、正式な診断は血液検査で行います。
また、にごった鼻汁が長く続くと、ちくのう症(副鼻腔炎)に移行している可能性があり、出来る限り早期の検査と治療を行うことをお勧め致します。
ちくのう症(副鼻腔炎)の可能性が疑われます。
マクロライドという抗生物質を用いる治療方法が主流です。
但し、3~4ヶ月間この治療を行っても治らない場合は外科的治療が必要となります。
その場合、大きな病院などの連携した機関へご紹介なども行っております。
鼻の入り口から1cmほどの所に「キーセルバッハ」という部位があります。
ほとんどの場合ここから出血します。鼻炎があり、よく鼻をいじったり、強く鼻をかむことで出血する場合がありますが、傷が深いと、顔を洗ったり、笑っただけでも出血することがあります。
男性でいう「のどぼとけ(喉頭)」付近の異常感を訴えることが多いので喉頭異常感症といいます。ほとんどの場合検査をしても異常が診られません。
比較的女性に多く、肩こりや貧血と併せてこの症状が現れるようです。
また、最近注目されているのが逆流性食道炎による喉頭異常感です。
これは胃酸が逆流するために食道の入り口を含めた喉頭が炎症を起こす疾患で、胸焼け、声がれ、のどの異常感、咳などの症状が起こります。
このように喉頭異常感といってもさまざまな状態が考えられますが、特に高齢者の方はがんの可能性も疑われるため、早期の検査をお勧め致します。
せき喘息という疾患をご存じでしょうか? これは1ヶ月以上持続する慢性の咳(特に夜間に多い)で、元来アレルギー素因(アトピー、アレルギー性鼻炎など)を持っている方によく見られる疾患です。
一般的な風邪薬が効かず、気管支拡張剤、ステロイドといった喘息系の薬での治療が主流となります。
せき喘息の患者さまので、約1~2割の方は気管支喘息に移行することがあります。
舌の感覚異常、味覚障害は亜鉛、銅、鉄といった微量元素の欠乏症が原因として考えられます。
特に亜鉛は味覚に作用するため、偏った食生活(特にインスタント食品や香辛料、スナック菓子の摂り過ぎなど)、薬剤(リウマチ薬、ある種の高血圧薬など)などによって亜鉛欠乏が起ります。
また、舌にカンジダというカビが発生してピリピリとした異常を感じることがあります。
このカビは口腔内が不衛生だったり、入れ歯の方、よくタバコを吸われる方、糖尿病の方などに多く見られます。
血液検査、舌のばい菌の検査にて、それぞれ微量元素欠乏症やカンジダの有無がわかりますので、ご心配な方は一度当院にご相談下さい。
一般的には風邪に伴って声帯が炎症をおこす声帯炎が原因としてあげられます。
しかし風邪でもないのに声がれが長く続く場合には、声帯ポリープや喉頭がんが疑われることもあります。
声帯ポリープは歌手、政治家、学校の先生などといった普段よく声を使う方に見られます。
喉頭がんについてはタバコをよく吸われる方に多い傾向があります。
声帯炎、ポリープ、喉頭がんはいずれも内視鏡検査ですぐに診断できます。
当院の内視鏡検査は胃や大腸の内視鏡検査と違い、前処置もなくすぐに行えます。
また、検査中は患者さまに直接画像をご覧いただきながら行うことも可能です。
扁桃腺の表面には月のクレーターのようなでこぼこしたへこみ(扁桃腺窩といいます)があります。
ここに細菌が感染したり、食物かすが溜まると発生する白っぽい物質を膿栓(のうせん)といいます。
特に重大な問題を起こすものではありませんが、口臭や違和感の原因になります。
原因については実に様々で、耳垢つまりのような単純なものから、滲出性中耳炎という痛くない中耳炎や聴力が急激に悪くなる突発性難聴などがあります。
一般的に中耳炎は子供の病気ですが、大人の中耳炎の場合、上咽頭という鼻の奥に腫瘍ができていることがあり注意が必要です。
また、突発性難聴は症状が出てから可能な限り早期治療が重要です。
いずれにしても耳が詰まった感じ、聴こえにくいといった症状がある場合は、お早目にご相談下さい。
まず耳鳴りは難聴を伴う耳鳴りと、伴わない耳鳴りに分けられます。
大部分の耳鳴りは、本人が感じている耳鳴りの大きさとはまったく関係なく、聴力自体はほとんど正常です。
一方難聴を伴う耳鳴は突発性難聴であったり、蝸牛型メニエールというめまいのないメニエール病のことがあり、症状が出現してからは早急な治療が必要となります。
代表的な中耳炎として急性中耳炎と滲出性中耳炎があります。
どちらも鼻と耳をつないでいる管(耳管)が関係しています。
急性中耳炎は風邪に合併することが多く、鼻やのどに感染した細菌が耳管を経由して耳の奥に入り込んで化膿する疾患です。
激しい痛みを伴い高熱が出ることもあります。
滲出性中耳炎は慢性の鼻炎やアレルギー性鼻炎に合併することが多く、慢性的に続く鼻汁や鼻づまりのために、本来耳管を通して行われているはずの耳の中の換気が悪くなり、水のような浸出液がたまる疾患です。
急性中耳炎・滲出性中耳炎ともに基本的には子供に多い病気ですが、大人の方でこれらの中耳炎を繰り返す場合、鼻の奥に腫瘍ができていることもあり、きちんとした検査が必要です。
めまいといっても視界が回る、ふらふらする、立ちくらみ、乗り物酔いなど様々種類があります。
めまいの原因は多岐にわたりますが、大きく分けると耳からくるめまいと脳からくるめまいに分けられます。
ごくごく簡単に言えば、耳からくるめまいは視界がぐるぐると回る回転性で、聞こえの症状(難聴・耳鳴・耳の詰まった感じ等)を伴うことが多いようです。
一方、脳からくるめまいはふわふわする様な感覚や、血の気が引くような感じが多く、手足のしびれや目がチカチカするといった症状を伴うことがあります。
最近の食生活の欧米化、高血圧や脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、痛風といった生活習慣病の増加に伴い、脳の血流が悪くなるために起るめまいが増えています。
メニエール病とは突然の発作と激しく回転するようなめまいに襲われ、同時に耳鳴り、難聴、嘔吐、吐き気、などの発作が数分から数時間起きる病気です。
発生については人それぞれですが、1ヶ月に何度も起こる人もいれば、年に数回の人もいます。
難病指定でもあるメニエール病の原因については、現在明確な理由が解明されていませんが、耳の中の内耳という部分に内リンパ液が増え、水ぶくれのようになっている状態で起こる病気(内リンパ水腫)であるというのが一般的に判ってきています。
内リンパ水腫が内耳を圧迫することで平衡感覚をつかさどる内耳の機能に障害をきたします。
現状では、過度のストレスや睡眠不足によって内リンパ水腫が起こりやすいなど、ストレスと内リンパ水腫との何らかの関係があるように考えられています。
また、内リンパ水腫が大きく膨れ上がり、内リンパの膜が破れ、内リンパと外リンパが交じり合うと、激しいめまいが起ることがわかっています。